第3回臨時議会報告
7月21日に行われました第3回臨時議会にて
補正予算の質疑を行いました。
国や都のお金のみで構成されていたことに対して
市民や団体からの各要望に応えることができたか、
市独自での財源確保は考えたのか、
議会は政務活動費の削減などで1807万4千円を捻出し
新型コロナウィルス感染症対策に使用すると決めた、
過去には中学校の建替えで市は事業を先送りして
財源を確保したことも例に挙げ、こういった選択肢も
含めて財源確保ができないか質疑をしました。
国の2時補正で迅速に対応するために
今回は国と都のお金で予算を編成した、
やむなく中止・縮小した事業や当初の契約額と
実際の執行額との差金で財源確保をはかる、
という答弁から、再度突っ込んで質疑をした結果
今後の補正予算編成の中で検討する、と
財務部長に答えてもらうことができました。
質疑では全ての要望には応えられていない、
恐らくはまだまだ足りていない支援もあろうかと思います。
また増えだした感染者から想定すると
更なる支援が必要になろうかと考えています。
その財源づくりについて、引き続き市に対して
発言をしてまいりますので
今お困りのこと、どのような支援が必要かなど
引き続きお聞かせいただければ幸いです。
以下、昨日の臨時議会においての
私の補正予算案質疑の概要です。
【新井】臨時議会の補正予算編成は市民や市内事業者からどのような声があったか。
【答弁】町田商工会議所から事務所賃料等の支援、特別養護老人ホーム運営部会などから介護施設への財政支援に関する要望などありました。
【新井】団体の「など」を詳しく教えてください。
【答弁】障がい福祉団体、タクシー業界です。
【新井】予算に反映できなかった声はどのようなものがあったか。
【答弁】定額給付金、基準日以降に産まれた方を対象に、タクシー業界から個人事業主を含む中小企業を対象とした支援金創設をという要望がありました。
【新井】今回は国と都のお金で編成しているが、市独自の財源の確保は検討したか。
【答弁】今回は国の第2時補正予算の活用での編成といたしました。
【新井】今回は市の独自財源は考えなかったと理解しました。議会は政務活動費50%削減等で1804万7千円を感染症対策へ活用を決定、過去に市は中学校の改築を優先して事業を先延ばしして財源を確保した。こういった手法も選択肢だと思うが、市は今後財源をどう確保する考えか。
【答弁】新型コロナウイルス感染症の影響を受け、中止・縮小した事業経費の他、契約差金等の減額計上などで財源確保を図ります。
【新井】先ほど私が提案した財源確保の選択肢は今現在考えていないということでいいか。
【答弁】今回7月補正予算については臨時的な対応として効果的な施策を迅速に制度設計し早急に実施することを最優先としており、国や都の交付金を活用しています。その他については今まさに編成しております今後の補正予算の中で検討してまいります。
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