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2018年12月21日 (金)

本日の「小学校給食と同じような中学校給食の実施を求める請願」に対する反対討論原稿

原稿ですので、実際の発言と微妙に違うところが
あるかもしれないところをご了承ください。

==ここから==

請願第14号、小学校給食と同じような中学校給食の
実施を求める請願に反対の立場で討論をおこないます。

町田市における中学校給食は、平成16年に
町田市学校給食問題協議会で審議され、
今現在の給食スタイルになりました。

そのメンバーは学校長、教職員、栄養士、
調理員代表、父母代表、保健・医療関係者、
消費者団体の推薦する者、労働団体の推薦する者、
商工業者、農業従事者、学識経験者、市の職員です。

そこでの議論を経て
町田は今のやり方を選択したわけです。

町田が中学校給食をやっていないかの
発信もありましたが、
町田市は中学校給食をやっています。

その方たちが審議して今のやり方になり、
導入後に初当選され、本年2月の市長選挙において
81677票の付託を受けて4期目の当選をされた
石阪市長は、このやり方を継承されているわけです。

そして選挙前に「選べること」を大切にしたい、
お弁当を持っていきたい、保護者側もお弁当を
持たせたいと思っているのに、給食以外の選択肢を
用意しない、画一的な教育方針には賛成できない、
多様化する市民のニーズに、複数の選択肢を
用意することが今、必要であり、一つの考えを
押し付けるやり方は、やめなくてはなりません。
と発信をされています。

私は市民から付託を受けた
市長のこの考えに賛同します。

そして本請願は学校給食問題協議会で
審議され決定された現在の方式を
否定していることにプラスして、
これから述べる理由により
本請願には賛同できません。

一つは、将来世代に負担をかけない
選択をすることです。

将来負担比率、多摩26市のうち、
自校方式の平均が約18、
センター方式、自校式と両方実施も含む市と
親子方式の市の平均が11.5、
町田市の方式である選択式の平均が
1.2とその数値は大きく差があります。

次に、その負担をかけない選択である
今のやり方をより良くすることによって
解決していくべきであると考るからです。

これまでも一般質問でこのテーマを取り上げ、
様々提案をしてまいりました。
それによってお弁当を注文している子が
負のイメージにならない、後ろ指さされずに
栄養管理された美味しいお弁当を
みんなが食べられるようにすることが
大事だと考えます。

実際、今の給食の利用経験がある生徒のうち
約9割は定期的に利用を継続しております。

最後に、特定の政治団体による
政治利用に見える点を上げたいと思います。

これについては、
先ほどの委員長報告の内容を聞き、
甚だ疑問に感じています。

本請願の賛同され、署名された議員の方や、
本討論において、請願に賛成の議員の方が
いらっしゃいましたが、
130号議案で町田第一中学校改築工事の
契約案件に、図面がしっかりと出ております。

130

1階の給食搬入配膳室、
他のフロアの配膳室は、
今現在の方式に対応した広さですが、
それに対して委員会では特に意見もなく、
全会一致で可決すべきものとされております。

本請願に賛成するのであれば、
改築工事の時に食缶と食器を
保管できるスペースの確保が
必要なのではないでしょうか。

確認をしたところ、
デリバリー方式には対応している広さですが、
食缶や食器を保管するには
スペースが足りないことがわかりました。

本気で実現しようとするなら出るはずの
本会議質疑も委員会質疑もなく、
市長選での争点化やこういったところからも、
中学校給食を政治の道具に
利用しているように見えて仕方がないのです。

今回、請願を提出された方は、
本当に熱心に、ご自身の描く
よりよい未来のために行動されたことは
理解しております。

しかし、私にはその熱心さが、
特定の政治団体に
利用されているようにも見えました。

先日「この請願の表決を見守りたい」という
手書きの手紙が(請願者とは違う方から)届きましたが、
その方のお名前をネットで検索すると、
特定の政党の機関紙、
しんぶんが発行している出版物の
「これが市民と野党の共同だ!東京都議選」
という特集に寄稿されている方でした。

うがった見方をするならば、
この請願を議会が反対することが
あたかも民意とかけ離れているかのように
本日のようにメディアを活用して
発信するために、通らない内容の
請願の文面になったのではないかとも
思えるのです。

ぜひこの討論は編集することなく
放映してください。

結果、この給食を食べている子どもたちが
苦しむような運動を展開されたことは
残念でなりません。

議会で試食会をした際には
「おいしい」という感想が
ほとんどであったお弁当が、
街頭に出ると「美味しくないもの」
であるかのように発信されていたことには
強い憤りを感じておりますし、
その署名を集めていた請願者も
実際に給食を食べていない、
署名運動を行っていた方たちが
実際に食べている中学生の親ではなく、
この給食を食べたことがない
子育てが終わったであろう世代の方や
幼児や小学生の親の方たちであったこと、
また委員会傍聴にきた多くの方が
子育てを終えた明らかに
当事者ではない世代の方達であったと聞き、
私は驚きました。

当事者の声が本当に反映されているか
疑問が残る今回の請願の手法も、
請願の内容にも賛同しかねます。

よって、中学校給食は
将来に負担を押し付ける
小学校と同じような全員給食の実施ではなく、
今の中学校給食をよりよいものに
するべきであると考え、
請願第14号に反対いたします。

※文中の青字部分は原稿にはない注意書き部分になります

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