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2014年8月14日 (木)

政務活動費の問題・地方議員について その3

今回は視察についてです。

これまで上げてきた記事で
元となった番組でも林修氏が
別の自治体の制度を学ぶために
調査研究費を計上していました。

野々村元議員は城崎温泉とか
東京、大阪を往復していたようですね。

使途を事後報告、何に使ったかについても
相手が非公開を理由に、と記者会見で
ご本人は仰っていましたが
全てがそれでは使途不明確な支出ですよね。

町田市議会では事前に「いつ」「どこに」
「何の調査か」を事務局に提出し
もちろん、行った先での視察報告書を
提出し、それを公開するルールですので
政務活動費=公費での調査研究は
全てその使途が公開となっています。

過去に問題になった視察、
23区のとある議会で、視察に行き
ゴルフをやっていたことが明らかになったり
都道府県議会では海外視察の報告書が
本人が書いていないのではないかと
問題になったこともありました。

実際、地方議会の視察は
夏には北海道、冬には沖縄と
番組でも取り上げられていました。

私自身が経験したことでお話をしますと
確かに地方議会の視察は
旅行感覚の議会が多いのかなという事例が
何件かありました。

議会改革の視察で登別に行った際に
視察した議員から熱心に質問が出て
行政の担当者から言われたことが
2つありました。

1つは説明をしていた職員より
こんなに真剣に聞いていただいて
担当した職員として本当に嬉しいです、
という言葉。

もう一つは、そのまま札幌へ移動し
ビジネスホテルに泊まったのですが
「え?温泉に入られないんですか!?
 次回はぜひ、登別の温泉に」という
説明員ではない職員さんから言葉でした。

普通、登別に行けば=温泉、ですよね。
でも我々は旅行ではなく勉強をして
それを町田市に活かさなければならないので
温泉は個人的に伺います、
というのが町田市議会のスタンスです。

もう一つは自治体名は控えますが
環境関係の視察で伺い、説明を受けました。
受ける前に担当職員から言われたことが
「この視察の後に、〇〇施設の見学を
 用意しておりますので」というものでした。

説明を受け、私も含めて
多くの議員が質問をしましたが
担当の職員さんは「わかりません」
「資料がないのでお答えできません」
その返答を受けて、責め始める
視察側の町田市議会議員。

あれは珍しい例ではありましたが
その時に感じたのは、他の自治体では
視察が形骸化しているところも
あるんだろうな、ということ。

説明は一通りするけれども
さっさと時間つぶしのために
別の〇〇記念館を視察?観光?して
というコースなのかな、と
個人的には思いました。

うちの議会は先輩方も真面目だったので
税金で行ったからには何かを学び
町田市に必ず活かす!!という姿勢を
最初からインプットして頂いていたので
視察は場所ではなくテーマありき、
行った先で知った事実を議会で提案し
町田市をよりよくするために活動しています。

これは私だけがそうということではなく
町田市議会全体がそういう風潮があるので
やはりニュースに取り上げられる
他自治体の事例が不思議でならないです。

これを怠る自治体議会があるなら
「政務活動費は第二報酬」と言われても
仕方がないだろうと思います。

使途や視察の内容を決めるのは
当該自治体の議員です。

自浄作用が働くことを祈るとともに
そうならない自治体については
議員の入れ替えも含めて
選挙で変えるしかないと思いますので
その部分でも行動をすることで
本来あるべき地方自治を
日本国内各地域に確立できるように
これからも活動してまいります。

今回は前振りがないですが
次回は地方議員の仕事について
番組で取り上げられたことをベースに
お伝えしたいと思います。

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