町田市議会12月定例会が終了しました。
本日、町田市議会12月定例会が終了しました。
本定例会に上程された条例、補正予算は全て可決されましたが
民間企業が参入する保育園に反対する請願と
バイオエネルギーを活用する環境施設に反対する請願は
各議員の意見が半々に分かれ、数票の差で不採択となりました。
我が会派からは渋谷議員が
「保育所整備において営利企業参入を撤回するよう求める請願」
に対し、反対の立場で討論をしました。
に対し、反対の立場で討論をしました。
その理由は2つあります。
一つは物理的な理由、もう一つは道義的な理由です。
まず物理的な理由ですが、
このタイミングですと、撤回は大きなリスクを伴います。
すでに決定し、計画が進んでいる段階で
それぞれ準備を行っているわけですから、
請願に書かれた内容が「撤回」や「実施しない」というものではなく
「営利企業参入についてより慎重に考える」とか
「今後について」ということであれば
賛成することはできました。
今回については募集があった時点で
株式会社2社からしか応募がなかったこと、
そのうえで厳正な審査を通過しているので
時期的にも願意に沿うことができない、
ということが一つ目の理由です。
次に道義的理由ですが、
公正公平な立場で審査をしなければならない
文教社会常任委員会の委員長が、
自らが委員長を務める委員会に付託される請願について、
請願を採択するように各会派に対して
お願いをして歩いたことが第1点。
2点目は請願者の意見陳述の中に
「今回保育園が予定されている当該地付近にはとある幼稚園があり、
そこは定員割れしている」という発言があり
その幼稚園は委員長自らが2000年から2006年まで
理事長を務めていたことが本人のホームページにも
書かれているということから
自らが関わっていた幼稚園の定員割れすることが理由として挙げらた上で
保育園の反対運動を先導するかのような行動が
各所にみられるのは大いに問題があると
我が会派は考えたからです。
また、委員会審査後に請願者に対して
「本会議では結果をひっくり返します」という趣旨の発言を
していたということも聞き伝わってきました。
公正公平な立場であるべき委員長が、
結果を先導するような行動をとり提出されたこの請願は
そのプロセスにも問題があったと考え
我が会派は全員、この請願に反対しました。
反対討論が終わると、傍聴席から
「次の選挙で落としてやるぞ!」と
脅迫めいた言葉が投げかけられました。
こういった行動には憤りを感じます。
結果、賛成少数で不採択となりました。
「次の選挙で落としてやるぞ!」と
脅迫めいた言葉が投げかけられました。
こういった行動には憤りを感じます。
結果、賛成少数で不採択となりました。
詳細は町田市議会ウェブサイト、
映像配信の本会議録画中継、12月21日(金)
文教社会常任委員会審査報告・質疑・表決から見ることができます。
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